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【広報ふじ昭和54年】東海地震とその対策 8

知っておきたい避難の心得

 “グラッ”ときたら、まず火を消すことです。
 大きな揺れは、せいぜい1〜2分。あわてて外に飛び出すことは大変危険です。
 揺れがおさまったら、心を落ちつけて避難しましょう。
 避難の仕方も場所によって違ってきます。
 今回は、いろいろな場所によっての避難の仕方を考えてみましょう。

◇電車やバスの中にいたら
 列車や電車は、強い地震を感じると一時停止または徐行運転する仕組みになっています。バスも運転手の判断で停車します。つり革や柱、いすなどにしっかりつかまり落ちついて乗務員の指示に従いましょう。
 あわてて非常コックなどを開けて外に飛び出すのは危険です。

◇木造家屋の中にいたら
 たとえ1階はつぶれても、2階はまだ安全。あわてて階段をかけ降りたり、窓から飛び出すのは危険です。屋内で安全なのは、柱の多い場所でトイレの中や風呂場。
 揺れが激しくても、すぐには外に出ないで丈夫な机やテーブルの下に身をかくしてようすをみましょう。カワラや看板、ガラスなどが落ちてきて思わぬケガをします。

◇街の中を歩いていたら
 看板や窓ガラスの破片、外装用のタイル、ネオンサイン(塔)などの落下物から身をまもるため、コート、買物袋などで頭を守りながら近くの丈夫な建物や空き地に避難しましょう。

◇車を運転していたら
 道路は波打ち、パンクしたようにハンドルをとられます。ハンドルを両手でしっかり押え、周囲に注意して、ゆっくりスピードを落としながら通路の左側に停車しエンジンを切ります。
 カーラジオで地震情報を聞き、適切な行動をとりましょう。

◇ビルの中にいたら
 団地やマンション、事務所、ホテルなどは構造的に一応安心とみていいでしょう。
 ただドアが開かなくなる場合がありますのでただちにドアを開けましょう。
 外に出るときはエレベーターをさけて階段を使いましょう。
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