通勤、通学、買い物、散歩、ドライブ、貨物の運送−わたしたちの日常生活は、道路を抜きにして考えられません。
しかし、わたしたちはふだん道路の役割について、ことさら意識することもなく、毎日を送っています。
8月は「道路を守る月間」です。この機会に“暮らしの中の道路”についてスポットをあててみました。
道路は、先にあげた日々の暮らしに欠かせないだけでなく、地震や火災など災害時の救急活動の場としてまた時には避難路として重要な役割を果たしています。
そのためにも、ふだんから道路には余計な障害物など置きっぱなしにすることのないよう気をつけましょう。
破損されたままの道路や、狭い上に自転車やゴミ箱が乱雑に放置された道路では、いざというときの救急活動や避難もままになりません。
また道路には、ガス管をはじめ、上・下水道管、電気、電話のケーブルなどが埋設されています。
これらの設備は、わたしたちの日常生活に欠かすことのできないものばかりで、道路は“縁の下の力もち”として、わたしたちの暮らしを支えています。
道路は、わたしたちみんなの財産です。汚さず、こわさず、いつもきれいに保つよう心がけたいものです。