西富士一般有料道路は都市計画道路の左富士臨港線との接続(乗り入れ)が、このほど正式にきまり、総額210億円の建設費を投入して、57年3月開通をメドに突貫工事が行われています。
計画では、市内伝法地先の東名インターチェンジ南200メートルを起点に、富士宮市小泉地先の富士宮バイパスまで延長6,900メートル(富士市区分6,200メートル)を結ぶもので、道路の幅員は22メートルの4車線になります。
さらに、国道139号線(吉原大月線)を立体交差で横断し、東名富士インターおよび都市計画道路の田子浦臨港線にも乗り入れができることになっています。
■用地買収は約80%完了
用地買収は、53年度末、すでに買収面積の28万8,400平方メートルのうち約80パーセントにあたる22万2,400平方メートルの買収が終り、残る6万6,000平方メートルは54年度継続事業で行われます。
そこで、54年度事業は、41億円の予算をかけて残りの用地買収と、この8月〜9月に伝法地区を皮切りに、12月は久沢地区、55年3月は天間地区にわけてそれぞれ基礎工事(土工事)が本格的に着工の運びになります。
したがって、実質総事業費は約50億円にのぼるものと見られています。
これで市内の交通体系は大きく変り、一歩も二歩も前進します。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 地図