富士市郷土博物館の起工式が、7月7日、市内伝法66-2(広見公園内)で行われ、56年4月オープンをめざして突貫工事がすすめられています。
建物は、工費2億600万円をかけて鉄筋2階建て延べ面積約2,000平方メートル、展示室2、特別展示室、会議室2、収蔵室1、その他調査研究室、事務室などがあります。
■天間沢・東平遺跡の出土品を展示
特別展示室は、国宝級のものから 重要文化財、コレクション、資料などが展示されます。展示室には、富士山のフモトで生活してきた先人たちの産業文化、民俗資料をはじめ、考古資料の天間沢、東平遺跡や伊勢塚古墳などの出土品約3,000点と歴史資料、古文書など約3,000点が展示されることになっています。
また、地場産業の製紙コーナーも設けられ、ここでは手すき和紙から機械すきまでの歴史と現況などが、一目でわかるよう、いろいろな紙などが紹介されます。
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( 写真説明 ) 郷土博物館の完成予想図