元吉原野球スポーツ少年団
「前だ、前だ」、「正面で取れ、正面で」必死にボールに食らいつく子供たちに、ノックするコーチの声が飛ぶ。この守備練習の間に、今年で4年目になるこのチームについて監督の渡辺哲さんに聞いてみました。
・練習は
「週3回元吉原小のグランドで、午後5時から7時ごろまで。雨が降るとルールの勉強です」
・入団できるのは
「4年生以上の元小の児童。しかし3回無断で休むとクビです」
・部員は何名
「49名。ほとんど出て来ますよ」
・ライバルと今年の成績は
「須津チーム。11勝4敗、須津チームとは1勝1敗です」
・チームの特長は
「ねばりのチームです。打つよりもスキをついて点を取る。1点差や逆転の試合が多いチームです」
・野球から得てもらいたいものは
「根性と努力すれば必ず報われるということですね」
・今年の目標は
「県大会での優勝です。現在、市内東部のベスト4に入っています」
午後6時、守備練習が終った。子供たちに集まってもらう。全体的に小柄である。汗をそででふきふき整列。帽子をとってあいさつ。全員、坊頭である。
・監督はどんな人
「きびしいけど、やさしいおとうさんみたいな人」
・テレビと野球どっちが好き
「野球に決まっているじゃん。でもテレビ見てえなァ」
・中学、高校へ行っても野球したいかい
「したい。できれば甲子園に行きたい」
このあと、試合に備えて練習試合。さすが足のチーム。よく盗塁、バントをする。
午後7時すぎ、夏至の長い太陽も沈み試合終了。
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