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【広報ふじ昭和54年】下水道使用料を改定

維持管理費相当分を54年度から

 下水道使用料は、昭和49年10月に従来の水道料金比例制を廃止し下水道の性格に適合する料金体系とし、逓増従量制の料金体系として一般家庭の負担増を低減しました。又維持管理費が、使用料によりまかなわれるよう、この3点を柱に使用料単価を決定してきましたが、処理場施設改善整備、下水道管修繕、清掃などの維持管理費は、物価上昇とともに年々増加し維持管理費に対する使用料の割合が昭和53年度見込で約56パーセントに低下し、財政を圧迫する結果になりました。
 国の諮問機関である下水道財政研究委員会の提言でも、使用料によってまかなわれるべき経費は、汚水を処理するための維持管理費とすることが適当であると報告されています。
 そこで、下水道施設を円滑に維持管理するためと、負担公平のたてまえから、適正な使用料に54年度から改定することになりました。
■改定料金の適用

1.昭和54年3月下旬から5月下旬までの2か月間(4月分5月分という)に使用した汚水量の料金を計算して6月に納めていただくA地域
2.2月下旬から4月下旬までの2か月間(3月分4月分という)に使用した汚水量の料金を計算して5月に納めていただくB地域があります。
 そこで両地域間の公平をはかるため1の地域は2か月分とも新料金で計算し、2の地域は3月分は現行料金で計算し4月分については、新料金で計算したものを合計してご通知いたします。


■西部浄化センターの工事急ピッチ

 昭和48年から市内新浜に建設中の西部浄化センター(下水道終末処理場)は、昭和55年4月供用開始を目指して急ピッチで工事がすすめられています。
 この富士処理区は第1期工事として、下水道管布設費90億7,500万円、処理場建設費81億円合計171億7,500万円を投資して、富士地区の住民49,500人分の汚水を処理するものです。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 改定料金表
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問合せは 市下水道課 電話51-0123 内線384
添付ファイル
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