【広報ふじ昭和53年】母親の“しつけ”が75.6%
市消費者運動連絡会のアンケート調査結果
富士市消費者運動連絡会(井出安江代表)は、このほど“子どものしつけ”についての市民アンケート調査を行いました。
調査は、市内の一般消費者600人を対象に同会長が調査対象世帯を訪問しながら聞きとり調査で調査票を回収しました。この結果、536人(男232人、女304人)から回答が寄せられ、回収率は89.3パーセントでした。
この内訳は、30歳以下が46人(8.6パーセント)31歳〜40歳が243人(45.3パーセント)41〜50歳が210人(39.2パーセント)51歳以上が37人(6.9パーセント)となっています。
また、子どもたちを学年別にわけてみますと、幼児期の子どもを持つ親が49人(9.2パーセント)小学生が186人(34.7パーセント)中学生が155人(28.9パーセント)そして高枚生を持つ親が146人(27.2パーセント)となります。アンケートの調査結果は次のとおりです。
父親は9.4パーセントと低い
【問い1】
「あなたの家庭で主に子どもを“しつけ”るのは誰ですか」
【答】
この問いに対し、533人中75.6パーセントにあたる403人が「母親」と答え、「父親」が“しつけ”している家庭はわずかに9.4パーセントの50人でした。
【問い2】
「あなたの家庭では、男の子と女の子で“しつけ”をとくに区別していますか」
【答】
「区別している」と答えた人は、全体の18.4パーセントの96人ありました。その主な内容は“男は男らしく、女は女らしく”とする人が、49.2パーセント、“礼儀作法”をあげた人は33.8パーセントもありました。
【問い3】
「あなたの子どもに特に注意することはなんですか」
【答】
「ことば使いや礼儀作法」と答えた人は523人中34.6パーセントにあたる181人ありました。そして「物を大切にすること」20.1パーセントの105人、「食べものの好ききらいをいわないこと」が17.4パーセントの91人、「勉強すること」14.1パーセントの74人、「テレビを見る時間を守らせること」が6.9パーセントの36人とつづいています。
【問い4】
「一般的に子どものことで心配なことが増えてきたといわれていますが、なにが影響すると思いますか」
【答】
この問いに対しては528人が回答し、その筆頭は「テレビや雑誌等の影響」が全体の33パーセントにあたる174人がこれをあげています。そして「親のしつけ不足」が22.7パーセントの120人、「友達の影響」7.2パーセントの38人、「家族制度の変化」が4.2パーセントの22人の順となっています。
【問い5】
「あなたのお宅では、これから子どもたちに、どのような“しつけ”をすることが大切ですか」
【答】
この問いには、534人が回答を寄せ、「自立心や責任感のある子にしたい」が33.7パーセントの180人、つづいて「人に迷惑をかけない子」が28パーセントの150人、「素直で明るい思いやりのある子」26.6パーセントの142人、その他となっています。
お知らせ
親と子の消費者展 富士市消費者運動連絡会・富士市・県東部消費生活センター
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