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【広報ふじ昭和53年】下水道・築こう伸ばそう、まちぐるみ

9月10日は、全国下水道促進デー

■生活と自然を守る下水道
 9月10日は、全国下水道促進デーです。私たちの生活に欠くことのできない水、その使った水の後始末を下水道が果してくれます。
 台所や風呂場、水洗トイレなどの家庭汚水などを地下に埋設されている管きょに集め、処理場に送ってきれいな安全な水にして、川や海に放流しているのが下水道です。そして汚水がたまらずカやハエの発生しない環境、水洗トイレの使える衛性的な快適なくらしのために、下水道は生活の基盤を支える、なくてはならない施設です。また、川や海の水質汚濁を防止し、きれいな川、きれいな海をとりもどし、自然を保全する役割を果します。

■下水道の建設を促進しよう
 日本の下水道の普及率は、現在人口対比で26パーセント、静岡県は13パーセントです。
 富士市の下水道は、現在吉原地区の一部と富士見台住宅団地が処理区域で市全体からみると、ごく一部で処理されているだけです。市はおくれている下水道の促進をはかるため現在、富士地区において処理場を建設中ですが、昭和55年4月に完成します。この処理場は、初期において40,000人の処理能力をもち、その稼動が期待されています。
 また、稼動中の吉原下水処理場は処理能力24,000人で、すでに能力に限界がありますので、新しい処理場の建設を計画中です。
■下水道に野菜くずや雨水など流さないでください
 下水処理場の各施設は、昼夜働きつづけています。汚水がスムーズに流れるように処理施設が十分に機能を果たすよう日夜、多くの人たちによって維持管理が行われております。
 とくに下水道に野菜くずや土砂、その他堆積しやすい物は、汚水の流通を阻害しますので流さないでください。また雨水を下水道に流しますと管きょが流量オーバーになり、つまるばかりでなく処理場で汚水処理を困難にします。宅地排水は必ず道路側溝か付近の沖河川に流すようにしてください。

■排水設備工事は市の指定工事店へ
 下水道使用者が施工する排水設備(水洗トイレ改造)工事は、適正なものでなければなりません。改造や排水工事は、市が定めている指定工事店に依頼してください。指定工事店で申請書等すべて代行することになっておりますので安心して任せられます。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 完成急ぐ富士下水処理場

お知らせ

みんなの街です。美しく
吸いがらの投げ捨てはやめましょう。
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