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【広報ふじ昭和53年】ふじ、あしたかの自然への招待 1

わたしたちは自然の中でその一員として生きている

自然…って いったいどのようなものだろう
自然…って 空気、水、大地や植物、動物のことなんだろうか
自然…って いったいどのようにしてできたんだろう
自然…って わたしたちと、どのようにかかわりがあるんだろうか
 そこで、わたしたちがもっとも深いかかわりをもっている富士山や愛鷹山のおいたち、地質、地形などの移り変りや気象、生息する動植物等の自然のしくみを知りながら自然とわたしたちの生活とのかかわりを考えていきたいと思います。


自然を考える

 「自然は、人間生活にとって広い意味での自然環境を形成し、生命をはぐくむ母胎であり、限りない恩恵を与えるものである。」これは自然環境保全法という法律の精神でありますが、自然保護の問題は単に人間が自然を保護するということではなく実は人間が生活をし、生きていくことのために重要な問題であるということを認識しなければならないと思います。
 この問題は、国や地方公共団体が的確な施策を講ずることは勿論ですが、わたしたちも日常生活のなかでこの問題を考えていかなければならないのではないでしょうか。


自然はみんなのもの

 自然の中でのレクリェーションはわたしたちの生活に潤いを与えてくれますが、その自然の中へゴミや空缶などをすてたり、本来自然の中においておかなければならない高山植物や野鳥を持ち帰ったりすることは自然破壊につながるものであり、わたしたちの気持次第で破壊を保護に変えることができるのです。
 わたしたち1人1人が自然を愛し自然を大切にするという心を育てることが必要であると思われます。
 日ごろ何げなくながめている富士山、愛鷹山のできたようすや、そこで生きている動植物などの生態を順を追って掲載いたします。そこで自然とわたしたちがどのようなかかわりを持ちながら生活をしているのかを家庭の中で考え、話し合っていただきたいと思います。

このふじあしたかの自然への招待は、富士市の自然シリーズNo.1「ふじあしたかの自然(執筆編集者 小川賢之輔、篠ケ瀬卓二、鈴木巌、深沢豪、山崎誠、中山芳明、佐野博茂、瀬谷伸夫)」より転載するものです。

自然保護憲章

(昭和49年6月5日制定)
○自然をとうとび、自然を愛し自然に親しもう。
○自然に学び、自然の調和をそこなわないようにしよう。
○美しい自然、大切な自然を永く子孫に伝えよう。
◇このふじあしたかの自然への招待は、富士市の自然シリーズNo1「ふじあしたかの自然(執筆編集者 
小川賢之助、篠ケ瀬卓二、鈴木巌、深沢豪、山崎誠、中山芳明、佐野博茂、瀬谷伸夫)」より転載するものです。

◇次回は、地質地形のNo.1富士山のおいたちです。

*自然保護についての御意見、御要望は……市環境部環境保全課 電話51-0123 内線562
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