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【広報ふじ昭和53年】みんなでつくる“まち”のプラン

富士市新総合計画(草案)まとまる

 生産と生活が和する産業文化都市をめざして、市では今後、市民と一体となってすすめるまちづくりのための新総合計画案(シビル・ミニマム)の策定を急いでいましたが、このほどこのあらましがまとまりました。
 この新総合計画案がほんとうに市民のためのまちづくり計画とするためには、市民の意見を十分に聞いてそれを計画案にとり入れることが大切です。そのため市では市民各界のみなさんの意見を聞く方法として次のようなことを実施しますので、そのあらましを市民のみなさんにお知らせします。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 市庁舎

■総合開発審議会
 この審議会は、富士市総合開発審議会条例の規定により、市議会議員行政機関及び公共機関の職員、公共団体の役員、知識経験者のなかから市長が委嘱した30名の委員によってこの新総合計画案が審議されます。

■市民集会
 市民各界のみなさんからそれぞれ意見を出していただき本市のあるべき姿やこれを達成するには、何をやらなければならないかなどをお互いに討議をしてもらい、その意見を積極的に計画にとり入れていくため「新総合計画を考える市民の集い」の開催を予定しています。
 具体的には、次の5つの集いをもって構成し、それぞれの5つの立場から市民のみなさんの声をお聞きし出された意見は記録、整理して総合開発審議会に具申されます。
◇富士市新総合計画を考える市民の集い
 ・健康や安全を考える集い
 ・生活環境を考える集い
 ・市民福祉を考える集い
 ・教育や文化を考える集い
 ・産業の振興を考える集い

■世論調査を実施 300人を対象に
 新総合計画案に関するアンケート調査は、市では初めての試みで、市内の有識者約300人を対象にデルファイ法(専門的なくり返し調査)をとり入れて実施する世論調査の一つです。この結果は統計的に整理、集約して計画案の中へとり入れていきます。

■広報ふじでPR この計画案のあらすじは広報ふじ特集号を通じて計画案のしくみ、都市像、シビル・ミニマムのあらまし等を市民に広くPRし、一般市民からの意見、要望などをまとめ計画案のなかにとり入れていきます。

■論文、作文を募集します
 市民のみなさんをはじめ中学生および高校生のみなさんにも、これからの郷土づくりに対する問題を身近なものにしていただくため、すばらしいアイデアのある論文、作文の募集を行います。
 テーマは自由としますが、望ましい富士市の姿やこれを実現するための方法などを表現してもらいます。

・応募作品の提出先
 市教育委員会学校教育課あて
・入賞作品
 市長賞、教育長賞などがおくられます。
・募集期日
 8月31日まで。
 なお、応募の方法などくわしいことは、あらためて「広報ふじ」特集号で市民のみなさんにお知らせします。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 市長相談

シビル・ミニマムとは

 市民の生命と健康を守り、快適で豊かな暮しを約束し、文化や教育の充実をはかるために市が最低限これだけは、どうしても実施しなければならないという“事業の量”を課題ごとに明らかにしたもので、医療・公害・住宅・下水道・こども・老人・義務教育・文化など37の課題があります。
 このなかで下水道に例をとりますと、快適な生活環境をつくるために、市は昭和60年までに少なくとも「市街化区域内の1,200ヘクタールに公共下水道を普及させる」等々、これがいわゆるシビル・ミニマムなのです。新総合計画は、このシビル・ミニマムを達成するためにつくられる計画です。
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