田植えシーズンを迎えた去る6月3日、市立富士第一小学校(大橋嘉則校長)の5年生全員が、同校から約1キロメートルほど離れた市内五味島の水田地帯の田んぼで手足や顔まで泥んこになりながら先生の指導をうけて一生けんめいに田植え作業を続けていました。
この田植えは学童たちが楽しみにしている社会科の野外実習の一つで、いままでは校庭の片隅にミニ水田をつくっては田植えをしてきましたが、ことしからは父兄の協力で農家の田んぼ約6アールを借りて学童たちの手で1本1本ていねいに苗を植えていました。このこどもたちは90パーセントが生まれてはじめての田植えとあって、にぎやかな田植え風景でした。田植え後は秋の収穫まで学童たちが稲の消毒、田の草とりから水の見回り、稲刈りまで一貫して交代で行ない、この秋には約3〜4俵の米をとり5年生全員で会食することになっています。
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( 写真説明 ) 泥んこになって田植えする学童たち