地震の観測地域
地震国日本では、全国にきめこまかい観測の網の目をひろげておくことが理想的であるのはいうまでもありませんが、急には無理なことです。
そこで政府の地震予知連絡会では重点的な観測を必要とする地域を指定しています。
1.特定観測地域
むかし大地震があったところなど他にくらべ地震がおこりやすいところ。
ここでは、常にいろいろな現象に注意します。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 1.特定観測地域
2.観測強化地域
観測の前兆ではないかと思われるなんらかの異常現象があるところ。
ここでは、異常現象が地震の前兆であるかどうかをたしかめるため、いろいろな観測をつづけます。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 2.観測強化地域
( 図表説明 ) 特定観測地域・観測強化地域
3.観測集中地域
異常現象が確認され、大地震と関連があるとされたところ。
ここでは、全力を集中して観測にあたり、地震がいつおこるかをしらべます(ただし、現在までのところこのような地域が選定されたことはありません。)
- 図表あり -
( 図表説明 ) 3.観測集中地域