ことしの4月から昭和55年8月までの約2年と4か月にわたって「西富士道路にかかわる埋蔵文化財発掘調査」(東平遺跡)が行われることになりました。
調査の対象地点は、東平A地点(大月線南側全域)8,550平方メートルとB地点(富士インター入口北側で本線東側)2万6,490平方メートルおよびC地点(東名との交差予定北側)4,650平方メートル、D地点(C地点より更に北側)1万9,690平方メートルの合計5万9,380平方メートル(1万8,244坪)で、この地点はいずれも道路公団によるバイパスが昭和57年4月に開通予定になっています。
発掘調査予算は、すべて道路公団が負担し、当初の53年度は1億3,179万円が計上され、総額約3億円を予定しています。
事務所は、現地に「富士市埋蔵文化財発掘調査事務所」の看板を掲げ差しあたり主任調査員を中心に2か班(1か班24名)編成で大がかりに発掘調査が行われます。
また、この周辺の東平遺跡は、今から5,000年前の縄文時代の集落跡が点在、その中に3〜4基ぐらいの古墳があるといわれています。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 埋蔵文化財発掘調査図