富士市の2月末現在の「公害被害認定状況」がこのほどまとまりました。市環境部衛生課の調べでは、こんど認定審査会で新たに公害患者に認定された人は7人。反対に失効者(或る程度治った人)は4人で、差引き前月より3人増え、実認定者数は国と市の分を含め939人を数え毎月少しづつ増加しています。
男女別でみてみると男516人、女423人の計939人で疾病別では、気管支ぜんそくが圧倒的に多く793人(女350人)、次いで慢性気管支炎74人(女46人)、肺気腫26人、その他46人となっています。
また、これまでの失効者は426人でこのうち治った人155人、死んだ人59人、そのほか市外へ転出した人9人、法律改正によって国へ移った人203人となっています。
地区別では、鷹岡地区がトップで109人、次いで今泉地区96人、吉原地区89人、田子浦地区82人の順となっています。
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