【広報ふじ昭和53年】第6回世論調査 「住みよい」と答えた人45.3パーセント
回収率は93.4パーセント
「富士市の住みごごちは、いかがですか」など18項目にわたって第6回世論調査が行われこの結果がこのほどまとまりました。
市企画調整部広報広聴課の集計結果によると、この調査は、昭和41年11月合併後からの富士市政についての評価をはじめ今後の市政への要望市民意識などをつかむ目的で、昨年9月27日から10月6日までの調査期日で市内在住の満20歳以上の男女を選挙人名簿からコンピューターにより無作為抽出して1,356人(有権者の1パーセント)をえらび出し、調査票は統計調査員によって直接配布、回収したものです。このため回収率は93.4パーセントの1,267票が集まりました。年代別では20代(330票)、30代(348票)、40代(276票)、50代(163票)、60歳以上(150票)となっています。
質問と回答の分析は次のとおりです。
■富士市のすみごこちはいかがですか
(イ)「非常に住みよい」と答えた人は2.8パーセント(36人)「まあ住みよい方だ」42.5パーセント(538人)で合わせて45.3パーセント(574人)でした。
(ロ)男女別では、男45.2パーセント(274人)女45.4パーセント(300人)
(ハ)地域別では次の8地区が50パーセントをこえました。
丘(66.7パーセント)須津浮島(57.4パーセント)広見(56.4パーセント)原田(56.1パーセント)吉永(54.7パーセント)大淵(51.9パーセント)岩松(50パーセント)鷹岡(50パーセント)
◇住みづらいという人は平均の20.9パーセント(265人)
(イ)「非常に住みづらい」2.1パーセント(27人)「あまり住みよくない」18.8パーセント(238人)で合わせて20.9パーセント(265人)でした。
(ロ)職業別では自由業33.3パーセント、事務技術職26.9パーセント、主婦22パーセント、その他25.8パーセントと20パーセントをこえています。
(ハ)在住期間別では合併後から住んでいる人の方が「住みづらい」という人が多く28.2パーセント、合併前から住んでいる人は18.6パーセントとなっています。また、ふつうと答えた人は平均の32.3パーセントありました。
■住みよい理由はなんですか。
◇約半数が「気候風土など生活環境がよい」と答えている。
「気候風土など生活環境がよい」と答えた人は、全体の48.3パーセント(277人)「通勤、通学に便利」15パーセント(86人)など。
■住みにくい理由は何ですか
◇周囲の環境が悪い39.2パーセント
「周囲の環境が悪い」39.2パーセント(104人)次いで「物価が高い」23パーセント(61人)「公共施設が少い」11.7パーセント(31人)の順となっています。
■これからも富士市に住みつづけたいと思いますか
◇7割の人が住みつづけたいと思っている
(イ)全体として「すみづつけたい」69.4パーセント(879人)「住みつづけたくない」6.7パーセント(85人)「わからない」23.1パーセント(293人)ありました。
(ロ)地域別では「住みつづけたい」人が多いのは大淵の83.5パーセントをトップに須津、浮島81.5パーセント、丘81パーセントで、少いのは富士見台の42.3パーセント、田子の浦56.5パーセント。、また「住みつづけたくない」人は元吉原の11.3パーセント、富士北10.1パーセントで、最も少ないのは鷹岡の2.9パーセントとなっています。
■合併以来、市政をふりかえって良くなったと思うことはなんですか
1位「公害対策」、2位「道路河川」、3位「社会福祉」など。
(イ)全体の平均として「公害対策」21.4パーセント(453人)「道路河川」13.7パーセント(290人)「社会福祉」7.8パーセント(165人)が上位で、少ないものとして「農業、商工業」の0.6パーセント、「自然保護」1.8パーセントとなっています。
(ロ)年代別では20代〜30代の若年層は、「公園、緑地」を50代以上の高年層は「社会福祉」、「公害対策」をあげ、高齢者への福祉対策が評価されています。
- 写真あり -
( 写真説明 ) ビルが立ちならぶ富士駅周辺の商店街
添付ファイル
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
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