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【広報ふじ昭和53年】4日に1件の割で火災が発生

年間84件4億2,000万円が灰 昭和52年「火災統計」まとまる

 昭和52年の富士市火災統計がこのほどまとまりました。市消防本部の調べによれば、市内のどこかで4.35日(104時間17分)に1件の割で火災が発生し、1件当り497万6,548円が灰になっており、これは富士市の財産が1分間に795円づつ灰になっていることになります。
 また、建物の焼損面積は1年間で5,348平方メートルで、これは日本住宅公団の3DK住宅(約60平方メートル)の約89戸分にあたります。
 出火件数では最近5か年減少をたどり昭和48年の116件にくらべ32件、前年にくらべ1件の減となっています。


■出火のトップは「タバコ」の不始末

 出火の原因の88.1パーセントは火気の取扱い不注意や不始末など失火によるもので「タバコ」の投げすて、消し忘れによるものが一番多く全体の13.1パーセント(11件)を占め、喫煙者のマナー防火に対する再認識が望まれています。ついで「こどもの火遊び」10.7パーセント(9件)「コンロ」の8.3パーセント(7件)の順になっています。


■時間別出火では14時〜15時が一番多い

 時間別出火件数では、8時から20時までの12時間に56件で全体の66.7パーセントを占め、最も多いのは14時から15時の9件(10.7パーセント)、ついで16時から17時の8件(9.5パーセント)、11時から12時の7件(8.3パーセント)、10時から11時と13から14時の6件・(7.1パーセント)となっています。
■曜日別では火曜日が15件

 曜日別では、火曜日が最も多く全体の17.9パーセント(15件)ついで日曜日の16.7パーセント(14件)でこどもの火遊びについての曜日別出火件数では日曜日が3件となっています。また四季別にみると、冬が最も多く昨年の34件(40パーセント)にくらべ32件(38.1パーセント)と2件減っています。


■建物火炎は住宅がトップ

 建物火災で一番多いのは「住宅」からの出火24件で建物火災の昨年25件(29.4パーセント)にくらぺ28.5パーセントで昨年とほとんど変っていない。次いで多いのは、「工場、作業所」の9件10.7パーセントです。「住宅」からの出火原因としては、コンロ、ストーブ、風呂、かまど、エントツの過熱によるものが各3件、タバコ、こどもの火遊び、放火が各2件となっています。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 地区別火災発生状況は、つぎのとおりです。(昭和52年12月31日現在)
- 写真あり -
( 写真説明 ) きょうも市内のどこかで…
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