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【広報ふじ昭和53年】火災は人災・防ぐはあなたです

春の火災予防運動(2月28日〜3月13日)

 昭和53年「春の火災予防運動」は2月28日から3月13日まで「使う火を消すまで離すな目と心」の統一標語を掲げ全国いっせいにくりひろげられます。今回の重点目標は、昨年11月28日から12月2日まで行われた秋の火災予防運動に引続き、特に幼児老人の焼死防止の徹底をはかるのをはじめ、この時期は空気が非常に乾燥することと、風の強い日が多いため、こどもの火遊び、たき火、喫煙庭内の裸火などの火災防止と実際に即した自主防火管理の体制づくり、家庭や職場等の防火対策に力コブを入れ、実効のあがる運動を展開することになっています。
 市消防本部では、「消火より防火」を合言葉に各家庭の火元やガソリンスタンド、プロパンガス格納庫などを巡回して点検指導の強化をはかっていくほか「火災は人災、防ぐはあなたです。」……と市民に“火の用心”を訴えています。
 市内で発生した52年1月から12月までの1年間の火災発生件数は84件(昨年85件)で、平均4日に1件の割で火災が起き約4億2,000万円の財産が灰になっています。火災原因のトップは相変らず「タバコの不始末」が10件(昨年は14件)ついで2位は「こどもの火遊び」9件(昨年13件)でこの二つで火災発生総数の4分の1を占めています。
 寝タバコやこどもの火遊びは、絶対にやめましょう。

52年の救急活動状況まとまる

1年間に出動回数1,995回 搬送人員1,885名
 “ピーポー、ピーポー”を鳴らして毎日何回となく街を走る「救急車」
 この1年間にどのくらい出動しているのか、昭和52年の救急活動状況がこのほどまとまりました。
 市消防本部の調べによりますと、52年1月から12月までのこの1年間に1,995回出動し、1,885名の急病人などを市内の救急病院へ搬送しています。これを1年365日でわってみますと、出動回数が1日平均5.5回救急病院へ運んだ急病人は1日平均5.2名になります。
 また、この内訳をみますと、この1年間に交通事故関係へ589回、急病人782回、一般負傷者222回、労働災害99回、自損行為49回、火災に46回その他208回も出動しています。
 このほか富士インターチェンジをかかえているため東名高速道路への出動は9回で16名(うち重傷4名)を病院へはこんでいます。なお、救急車はいざという時に備えて正しく利用してください。
- 写真あり -
( 写真説明 ) きょうも街にとび出す救急車

石油ストーブは”対震安全消火装置付”を

 地震のときの石油ストーブによる火災は、ストーブの上に物が落ちたり、ストーブが倒れたりして起きています。
 地震で怖いのは、直接の揺れによる建物の倒壊よりも地震に伴う火災の被害です。
 地震時に備えて、昭和53年1月1日から移動式の石油ストーブはすべて「対震自動消火装置」のついたものでなければ使えなくなりましたのでご注意ください。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 対震自動消火装置付マーク
添付ファイル
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