昭和53年の富士市消防出初式は、1月8日午前8時30分から市庁舎南側路上で市消防職員、消防団員、事業所自衛消防隊員など総勢800余名と43台の消防車が参加して開かれました。この日は朝から肌寒いくもり空で、まず観閲者入場のあと消防団長、市長などに対する敬礼、ついで部隊観閲や晴れの優良消防団員の表彰が行われました。
このあと市庁舎北側広場で消防演技の訓練礼式やポンプ操法を市民に披露、続いてきょうの呼びものレインジャー部隊による市庁舎８階から火災が発生、救助を求めているとの想定で庁舎屋上と8階や5階の窓からハシゴ車およびロープなどで消火救助訓練が実戦さながらに演じられました。
終って吉原本町通りで消防音楽隊を先頭に雨の中、堂々の分列行進を行ない市民に「火の用心」を訴えました。
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( 写真説明 ) 雨の中で堂々の分列行進
( 写真説明 ) ハシゴ車で救助活動
( 写真説明 ) 車両火災
( 写真説明 ) 自衛消防隊のポンプ操法
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