新年あけましておめでとうございます。明けて1978年は午(ウマ)年。昨年は不況とインフレ、円高など最悪の経済情勢の中にありましたが、ことしはウマ年、大地を駆けめぐる駿馬のような躍進の年です。このウマ(馬)は干支(エト)では午の字を書くが、午の字の本義は陰陽がタガイニマジリアウ、物がタガイニツキアウということで、また杵(キネ)の象形で杵の本字だともいわれています。また、馬という字は、ウマの頭、首、タテガミ、胴の部分を示し、右下の曲線部は尾を示し、4つの点は4つの足を示した象形文字です。
このほか午(ウマ)は月でいうと5月、時刻ではヒルの12時をいい、これから正午とか午前、午後の語ができたといわれています。
また10干12支の組合せでは、午は甲午(キノエウマ)、丙午(ヒノエウマ)、戌午(ツチノニウマ)、庚午(カノエウマ)、仁午(ミズノエウマ)の5つの組合せしかないが午(ウマ)は「火」に属するから丙午(ヒノエウマ)は「火」が2つ重なる。だから丙午の年は火事が多いといわれ、またその年に生まれた婦人は結婚生活がうまくいかないなどといわれていますがそんなことはまったくの迷信で、統計的にみてもそのような事実はありません。
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