昭和52年度静岡県山岳遭難防止対策協議会富士支部遭難救助訓練及び愛鷹山系ルート点検整備が11月19日の日曜日、市と吉原山岳会、えびの尾山岳会、日産山岳会、大昭和山岳会に市役所山岳会、富士警察署、市消防署レインジャーなど総勢80名が参加して行われました。救助訓練は同日未明、愛鷹山系割石沢出合上部付近で男子パーティが滑り落ち、救助を求めているとの通報があった、うち2名は全身打撲で重体の模様、すみやかな捜索及び救出が必要となったという想定です。
まず須津山荘に訓練本部を置き、さらに前進基地を割石沢出合に設けここから1班から5班の救助班がそれぞれ第1ルンゼ、第2、第3ルンゼ方面へ無線で連絡をとりながら救出に向い、ようやくザイルを使って無事に避難者全員を救出、前進基地へ救助用の担架で搬入して訓練を終り予期以上の成果をあげました。
一方、第5班は須津川沿いルートの確保とペンキなどで指導標の補修作業を行いました。
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