富士市 FUJI CITY Official Site

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　私達家族は通勤、通学等の関係で昭和39年春から富士市にお世話になっております。当時は環境衛生が徹底しておらず、製紙の悪臭、大気汚染に大へん悩まされました。昼近き頃になるときまって製紙の蒸気をぬく音、急いで窓をみんな閉めます。それでも家の中は悪臭で一杯になり食事も半減する程でした。人ばかりでなく、樹木もやられました。主人が盆栽や植木がすきで、沢山もって来たのが次々と枯れました。最初にやられたのが庭木の紅梅でした。主人は大へんがっかりし、その幹で盆栽の台を作りました。次に紅葉と沙羅が枯れ赤松の弱い事を知りました。木犀は花も咲かず、だんだん木が下に沈んで行く様になりました。これはたいへんと主人は植木を上井出に移植して助けました。それが13年たった今はどうでしょう、赤松の盆栽も生き生きと育ち、小梅を植えたのが今年は10キログラムも実がなりました。悪臭もなくなり大へん住み良くなりました。これも市の行政各位のご努力の賜と感謝致しております。名実共に日本一の富士の名をもつ富士市、豊かで環境優美なそして明るい住みよい富土市がずっと続いて行く事を願いつつ。