規模では全国で初めて
9月4日(日曜日)市役所周辺を主会場および田子の浦港周辺を第2会場として大がかりな総合防災訓練が行なわれました。この防災訓練には国、県、市の17の関係機関と31の関係団体および各町内ごとに実施した自主防災訓練に、地域住民約10万5千人が参加して、万一の「東海沖地震」に備えました。
この日、駿河湾内にマグニチュード8.4の地震発生を想定し、午前7時のサイレンを合図に防災訓練が開始され、防災頭巾をかぶり、避難袋を背負った市民がぞくぞく指定避難場所に避難する長だの列が続き、町内ごとに行なわれた自主防災訓練に懸命なまなざしで参加していました。
また、陸、海、空の自衛隊員575人とヘリコプター12機、船艇10隻も加わり、航空偵察、仮橋架設、航空機による負傷者の救出と応急救護、海上輸送などじつに手際よく行われ、日頃の訓練成果を見せてくれました。
このほか地震発生時に予想される災害に対応した訓練(道路啓開、水防工法、ビル火災、油火災、オイルフェンスの展張り、炊出しなど)も本番さながらの状況で行われました。
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( 写真説明 ) 黒煙をあげる車輌火災
( 写真説明 ) 防災ずきんをかぶり避難する子どもたち
( 写真説明 ) 救護班の応急救護
( 写真説明 ) 石油基地で油火災
( 写真説明 ) 自衛隊員の仮橋架設
( 写真説明 ) ヘリで負傷者を救助
( 写真説明 ) 婦人会員の炊出し