ことしもまた「たすけ合う心が育てるみんなの福祉」を合言葉に10月1日から10月31日までの1か月間にわたって「福祉を育てる県民運動」が行われます。これは、県民ひとりひとりが、福祉を自分のこととして考え、理解を深め、それぞれの立場でたすけ合い、力を合わせて、うるおいのある福祉社会を築いていこうとする県民運動で、ことしで3年目を迎えました。富士市と富士市社会福祉協議会ではこの運動の強化月間である10月中には、各地域でいろいろな催しがありますが、皆さんも是非その催しに進んで参加し、福祉についての理解を深めて下さい。
心豊かで、うるおいのある、福祉の風土づくりのために、一体私たちはどうしたらよいでしょうか。それは、私たちの身の回りから、誰にでも本来そなわっている“思いやり”の心から始まる「小さな親切」ともいうべき奉仕活動です。この頃は、ボランティア活動といわれておりますが、それは決して、むづかしいものでも特殊な人だけが行う活動でもありません。老若男女を問わず、誰でもみんな家庭や施設や町内のどこでもできるのがボランティア活動です。10月はまた共同募金運動も始まります。赤い羽根をつけることだけでも、あなたは立派なボランティアです。皆さんが1人でも多く、何らかのかたちで積極的にいろいろボランティア活動に参加されることを望んでおります。