おじいちゃん、おばあちゃんいつまでもお元気で長生きしてください……と、ことしも9月15日「敬老の日」を中心に各地域で市社会福祉協議会、連合婦人会、町内連合会の皆さんの協力でいろいろな催しが行われます。市では、おとしよりのみなさんが生きがいのある生活を送っていただくために、寿大学の開校をはじめ、社会福祉センター、高年令者職業相談室の開設で再就職を希望しているおとしよりの就職あっせん、悩みごとに困っている相談など老人福祉問題の解決にしんけんに取りくんでいます。
ことし敬老会の該当者は、昭和52年8月1日現在市内に住んでいる人で明治40年9月15日までに生まれた70歳以上の人たちです。
市内には70歳以上の人は、全部で7,526名、うち男3,133名、女4,393名でこの内訳は70歳代5,779名、80歳代が1,625名、90歳代が120名、100歳代が2名となっています。また市の最高年令者は市内今井54番地の1に住む甲田かめさん(世帯主甲田寿彦さん)で明治8年6月2日生まれの102歳と、もう一人は市内伝法2693番地の5に住む神田こうさん(世帯主、稔さん)で、明治8年11月7日生まれの101歳の2人です。このほか80歳以上の人には敬老祝金として3,000円、88歳(米寿の人)80人には肖像画と祝金8,000円が贈られます。また市内宮町の中川繁蔵(75歳)さんとなみ(70歳)さんご夫妻は金婚式(50年)をむかえ市から記念品が贈られます。
なお、寝たきり老人は市内に約300人、各地区の民生委員が市長の慰問文と慰問品をもって訪問することになっています。