宮内庁は、昭和53年歌会始のお題及び詠進歌を次の要領で一般公募しています。歌会始のお題は「母」と定められ、とくに歌には母(はは)の語意のある他の言葉たとえば「たらちね」「めおや」などと用いてもよいが、人間をはじめ生命のある動物の女親を題材とした歌に限られています。したがって母国とか母校などとして用いないこと。
詠進の期間は、本年9月1日から10月11日までとし、郵送の場合は、消印が10月11日までのものを有効とします。郵送のあて先は、〒100東京都千代田区千代田1番1号宮内庁とし封筒に「詠進歌」と書いてください
◆詠進歌の詠進要領
1.詠進歌は、自作の歌で一人一首とし、未発表のものに限ります。
2.用紙は習字用の半紙(白紙)とし毛筆で自書してください。
3.病気又は身体障害のため毛筆で自書することができない場合には他人が代筆の場合は、すべてその理由を書いた別の紙を添えてください。なお、盲人の方は、点字でも差し支えありません。
4.書式は、半紙を二つ折りにし、開いて右半面にお題と歌、左半面に住所、氏名(ふりがな)生年月日及び職業(なるべく具体的に)に書いてください(書式図参照)
無職の場合は、元の職業を書いてください。職業についたことがない場合は、世帯主の職業又は元の職業を書き、世帯主との続柄を書いてください。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 書式図