●不快指数
日本の夏は、暑さのうえに湿気が加わって、なんともしのぎにくい日が続きます。
このしのぎにくさを表わすのが、「不快指数」です。家庭で不快指数をはかるには、2本の温度計を用意し、1本は球部をぬれた布で包んで湿球温度をはかります。もう1本はそのままで気温をみます。
気温+湿球温度×0.72+40.6=
これが不快指数となります。この指数が70をこえると「やや不快」を感じ、75以上で「半数が不快」、80以上で「全員が不快」になります。
●冷蔵庫の過信は食中毒を抱く
冷蔵庫にしまってあるから大丈夫……と思って、せっかく買っておいた肉や果物をくさらせてしまったという主婦の話をよく聞きます。そうです。冷蔵庫といっても万能ではありません。タマゴ、牛乳、魚、野菜、おまけに昨夜のおかずの残りなど、容積いっぱいつめこみ、そのうえ、飲みものなど出し入れがはげしければはげしいほど冷却能力は低下します。
気をつけたいのは、それによる食中毒です。
●お風呂の温度
お湯の温度によって、からだに受ける作用が異なってきます。熱いお湯(42度以上)に入ると頭がハッキリとし、そう快な気分になるので、仕事の前の朝風呂として効果があります。就寝前は、目がさえてしまうので逆効果。高血圧の方、心臓に疾患のある方は、熱いお風呂は禁物です。また、ぬるま湯(37〜39度)には鎮静作用があります。きん張をほぐし、落着いた気分にしてくれます。