鮮魚の動向調査
北洋海域への出漁制限や魚ころがしなど200カイリ問題に端を発し、近海魚まで巻き込み、異常な高値を呼んだ魚価は、ようやく落ち着いてはきたものの直接、台所に影響するものだけに消費者の関心は強いようです。今回の調査は市消費生活モニターが6月事業として15日、市内における鮮魚についての価格、品質、鮮度を中心に動向調査を行いました。
調査は、マグロ、カツオ、アジ、サバ、イワシ、イカ、塩サケ、タラコの八品目でモニターが自分たちで近所のお店から購入してきたもの。
品質、鮮度については、モニターが自分たちの見た目で、A(良い)、B(普通)、C(悪い)の3ランクに分類し、これをこの日に立会った専門家に見直してもらい、品質、鮮度の見分け方や上手な魚類の買い方などのコツを学びました。
とくに価格については、県が6月10日に調査した結果とくらべてみますと、県より平均価格が安かったものは、マグロ(2.86%)、アジ(3.68%)、サバ(1%)、タラコ(2.0%)の四品目で、高かったものはイワシ、塩サケ、イカ、カツオの順でした。
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( 写真説明 ) サバの品質、鮮度を見分ける消費生活モニターの皆さん