まわりを大自然のみどりにかこまれた丸火自然公園の中に市立少年自然の家があります。ここには、街の騒音や公害もありません。ただあるのは美しい自然ときれいな空気と太陽です。いま、野外活動のシーズンを迎えて、市内の少年団体や小中学生で、毎日のようににぎわっています。この少年自然の家に、こんど県下でもめずらしい“少年自然の家ボランティア”ができて活動をはじめました。4月23日と24日には、はじめての研修会が開かれ、勉強をしたり、話し合ったりしたあと、森林の中につくられているオリエンテーリングのコースをまわって、落書きなどでよごれたポストをきれいにしました。
このボランティアというのは、少年自然の家を利用する少年達と一緒になって、知識や技能をいかしていろいろ指導し、無料で奉仕してくれる人のことをいいます。ボランティアの人達は、いま、26人います。
この人達は、ボランティアになるための研修も受けて勉強した20才以上の人達ばかりです。いろいろなことを知っていて親切に教えてくれますから、楽しい野外活動ができます。みんなも子供会などで、ここを利用するときは少年自然の家ボランティアの人達にお願いして、一緒に生活しながら指導してもらうといいですね。そのときは、前もって少年自然の家に連絡しましょう。連絡先は、次のところです。
市内大淵10847の1 市立少年自然の家(電話35-1697)
〈指導してくれる内容〉
●野外活動
オリエンテーリング、ハイキング、登山、ウオークラリー、フィールドワーク、キャンプ、キャンプファイヤー、はんごう炊はんなど。
●レクリェーション活動
キャンドルサービス、ゲーム、フォークダンス、歌唱指導など。
●学習活動
植物、動物、野鳥、地質、天文、伝説、民話など。
●労作活動
写生、スケッチ、クラフトづくりなど美術的なもの。竹細工、木工、わら細工など工作的なもの。農作物、しいたけ栽培など勤労生産的なもの
- 写真あり -
( 写真説明 ) オリエンテーリングのポストをきれいにするボランティアの人達