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　これから夏場に向って、光化学オキシダントと酸性雨が心配になります。被害にあうと、どちらも眼やのどなどに強い刺激がありますので、次の点によく注意してください。

　光化学オキシダントは、太陽がギラギラ照りつける夏場に大気の汚れがひどくなると発生します。光化学オキシダントの発生が心配されると1．予報　2．注意報　3．警報　4．重大緊急警報の順で発令されます。市では、この発令に従って工場やドライバーに対して自主規制の協力を求める一方、広報無線などで市民のみなさんにお知らせします。また、テレビ、ラジオでも放送しますので情報をよくつかんで、被害にあわないようにしてください。

・目やのどに刺激を感じたときは、洗顔やうがいなどを行い、市衛生課または富士保健所へすぐに連絡してください。
・学校や幼稚園、保育園などでは、注意報か警報が発令されたらすぐに屋外での運動をやめさせてください。一般市民のみなさんも、なるべく外での活動をひかえてください。
・動植物に異常を認めたときは、市農政課または林政課、みどりの課へ連絡してください。
- 図表あり -
( 図表説明 ) ◇オキシダント前日・当日予報放送時間について
( 図表説明 ) A、発生するおそれがある（0.12PPM以上）
( 図表説明 ) B、発生しやすい　　　　（0.10PPM〜0.12PPM）
( 図表説明 ) C、発生しない見込み　　（0.10PPM未満）

　酸性雨については、発生原因が、まだ十分にわかっていません。市の公害課と県公害防止センターでは、つねに雨水の水素イオン濃度を測定していますが、とりあえず被害を受けないためにも次の点に注意してください。

・小雨などのときでも、かならず雨具を使ってください。（雨水の水素イオン濃度は、小雨や霧雨のときが特に高い傾向にあります。）
・自転車やオートバイなどで走っているときは、特に雨水が眼に入らないよう注意してください。
・小雨や霧雨が降っているようなときは、児童や生徒の屋外でのスポーツ活動はつとめて中止するようにしてください。
・眼やのどに痛みを感じたら、すぐに洗顔やうがいをしてください。
- 写真あり -
( 写真説明 ) オキシダント注意報や雨が降ってきたら外で遊んでいてもすぐにやめましょう。

街を自然を美しく　吸いがらの投げ捨てはやめましよう。