来年4月開校予定の富士学区の新設高校は、去る4月27日正式に富士市木の宮運動場へ建設されることに県から発表されました。
県立高校誘致については既報のとおり富士市と同学区の富士宮市、芝川町が住民あげて強力に運動を展開したもので、このたび「中学卒業予定者と高校定員のバランスからみて最も緊急性が高い富士市」として決定をみたものです。
現在、富士市には、公立高校の普通科定員が約30パーセントと他の学区に比べて低く、毎年1,000人前後の生徒が市外の公、私立高校へ進学しています。また、将来的にも当市の中学卒業者は60年までに現在より約1,300人増加することが予測され、新設高校の開校により当市の高校進学難はやや緩和されるものと思われます。
計画によると、同校は1学年8学級(360人)、定員1,080人の男女共学校です。7月から建設に着工し、来春までには第一期工事として鉄筋コンクリート3階建校舎一棟が建設されます。その後3か年で体育館、管理棟などが整備される予定です。
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( 図表説明 ) 地図