眼の不自由な人にも市政をよく知ってもらおうと5月から声の広報がはじまりました。
市では、企画調整部広報広聴課が毎日午前7時30分と午後5時にそのときどきの市の行事や催しものなどを市内169か所の広報無線放送を通じて市民のみなさんにお知らせしているほか、一般の公社電話を利用していつでも聞けるダイヤル市政案内（52-1111）を行っていますが、これらは、いづれも時間的な制約があって市の大事な政策的なものなどは放送できません。したがって、政策的なものは、毎月5日と25日に発行する“広報ふじ”を使ってお知らせしているため、眼の不自由な人は知るすべがありません。
このため、富士市社会福祉協議会は、昨年10月、市内に住む192人の眼の不自由な人からアンケートをとったところ、そのうち39人からぜひ広報ふじの内容を知らせてほしいと希望がありました。社会福祉協議会では、さっそくこの希望にそうためテープレコーダ15台とテープを購入して広報ふじの内容をテープに納め眼の不自由な人に順番に聞いてもらうことになりました。テープの吹込や複製などは、社会福祉協議会に登録されているボランティアの主婦達11人が喜んで引受け、いそがしい家事の合間を利用して毎月声を贈りつづけることになっており、限の不自由な人からは何よりの贈りものだと喜ばれています。
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( 写真説明 ) 声を送りつづけるボランティアの人達
富士市 FUJI CITY Official Site
