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【広報ふじ昭和52年】学園ひろば

ふじ市の製紙 6

紙のあした

市役所に公害課ができたのは、昭和43年のことです。そして、田子の浦港のヘドロが全国的に有名になってしまったのは、昭和45年ころからでした。

 私達のまちは、自動車、肥料、電気、薬品などたくさんの産業がありますが、40パーセントを占めるのがパルプや紙産業です。こうした産業は、生活を豊かにしてくれる一方、公害を発生させ健康をおびやかします。
 田子の浦港にたまったヘドロは、製紙原料にふくまれているせんいです。港には、うるい川、和田川、沼川のほかに、製紙工場からのよごれた水も流れこんできます。
 モクモクと煙をはきだすえんとつ市内には310本もあります。空気がよごれて、ぜんそくの子どもも多ぜいいます。公害問題には、市も工場もしんけんに取り組んでいます。でも、これからも公害をださない対策がもっと必要です。
 みんなは、市役所の近くに製紙工業試験場があるのを知っていますか。ここは、公害のない紙づくりを指導しています。いま、1トンの紙を作るのに、水を400トンくらい使いますが、少ない水で紙を作る方法とかゴミの利用、そのほか、紙にも特色をだそうと、いろいろな検査や研究を行っています。

新入学児の健康診断

1年生になるんだぞ
 ことし小学校1年生になる子は、約3,900人。みんな元気に、健康診断をうけました。
 耳や鼻の病気はなかったかな。耳や鼻の病気は軽く考えがちですが、いつも聞いているお父さんやお母さんの声は聞こえるのに、初めて聞く先生や友だちの声は聞こえにくいものです。耳や鼻の病気は、はやくなおしておきましょう。

災害意識調査アンケートから

 最近、「駿河湾地震がおこるかもしれない」という話を聞いたりしませんか。
 富士市消防本部は地震についての災害意識調査を、富士第一小学校、広見小学校、元吉原小学校、東小学校の2年生の家庭を対象に行いました。
 これによると、地震については87パーセントの家庭が話しあったことがあると答えていますが、ひなん場所を決めてある家庭やひなん袋を用意してある家庭はまだ少ないようです。
- 図表あり -
( 図表説明 ) どうする!地震がおこったら

こどものからだ 16

カゼより強いインフルエンザ
 インフルエンザが流行しています。39度くらいの高い熱にセキ、のどのいたみがあって、これからもっと広がるおそれがありそうです。
 インフルエンザはカゼよりも、熱やさむけ、体がだるい感じが強く、子どもでは肺炎になってしまうことも多いのです。
 また、人にうつる力も強いので、なるべく人ごみに出ないようにしましょう。インフルエンザにかかったら、しずかにねていることです。
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