富士市 FUJI CITY Official Site

富士市
広報ふじ > 昭和52年 > 昭和52年2月5日 220号 > 【広報ふじ昭和52年】がけ崩れや山津波はもうごめん

【広報ふじ昭和52年】がけ崩れや山津波はもうごめん

がけ地に近い危険住宅の移転に補助金

 富土市には比較的なだらかな丘陵地帯が多いため、他の市町村に比べると“がけ地”は少ない方ですが、それでも山間部へ行くとがけ地が見受けられます。このようながけ地の近くに建てられた人家は、長雨や地震の際にがけ崩れや山津波などをひき起す危険性を多分にはらんでおり、住宅が押し潰されたり貴い人命が失われる例が数多くあります。こうしたがけ地の近接危険住宅を移転する場合、国や地方公共団体から補助金が出る制度をご存知でしょうか。
- 図表あり -

危険住宅を安全な場所に移すために

 この制度は“がけ地近接危険住宅移転事業”という制度で、昭和47年にでき、がけ地の崩壊や土石流などにより住民に危険をおよぼすおそれのある区域内の危険住宅を安全な場所へ移すために国、県、市が補助金を交付する制度です。


◇対象となる危険住宅とは

 この対象となる危険住宅は、がけの高さ(がけの下端を通る30度のこう配の斜線をこえる部分について、がけの下端からその最高部までの高さ)が2メートルをこえるがけの下端からの高さの2倍以内の位置にあるすでに建っている住宅です。

◇補助金は除去等費と建物助成費

 補助金は、建物の除去などの費用と建物助成費の2種顆で、次のようになっています。
・危険住宅の撤去費および移転などに要する費用として1戸当りの補助限度額は、45万5千円。
・危険住宅にかわる住宅の建設(購入を含む)のため金融機関から融資を受けた場合、借入れ金の利子相当額(8.5パーセント以内)として1戸当りの補助限度額200万円。ただし、土地の取得を要しない場合は150万円です。

□問合せと申込先 建設部管理課
添付ファイル
※PDFを初めてご覧になる方は、ソフト(Adobe Reader)のダウンロードが必要です。
「Get Adobe Reader」のボタンをクリックし、説明に従いAdobe Readerをダウンロードして下さい。
Get Adobe Reader
広報広聴課 (市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700 ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp
〒417-8601 静岡県富士市永田町1丁目100番地 電話 0545-51-0123 ファクス 0545-51-1456
E-mail kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp