【広報ふじ昭和51年】学園ひろば
ふるさとの歴史 ふじ市の製紙 2
紙と生きる
私達が、ふだんなにげなく使っている白くてきれいな紙。紙は昔からこんなにきれいだったんでしょうか。
柏森貞助(かやもりていすけ)さんが、富士市にはじめて手すきの和紙工場をたてたのは、明治12年のことです。
貞助さんはより白い紙を作ろうと、いままでの石灰や木灰のかわりにカ性ソーダを使いました。このころカ性ソーダは輸入品でねだんも高かったため、収入よりも支出の方が多くなって、さいさんがとれませんでした。
明治20年、芦川万次郎(あしかわまんじろう)さんも工場をたてました。場所は、今泉のいずみ町です。ここは、紙づくりに欠かせない水があちこちからわきでていました。
万次郎さんもまた、きれいな紙を作ろうといろいろ工夫しました。万次郎さんが考えたのは、紙をかわかすかんそう機です。
いままでの紙は、天日でかわかしていましたから、曇の日にできる紙は、ぼけてツヤがなくなってしまいました。かんそう機があれば、天気に関係なくいつもきれいな紙が作れます。
今でも製紙工場では、万次郎さんの考えたかんそう機を改良して使っているのです。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 明治中ごろの手すき和紙工場(いずみ町)
運動会って大すきさ
ふじやま・くすの木・そびなの運動会は、朝からよいお天気の10月21日でした。
くすの木さんちのツトム君やおよげたいやく君、走れ!ハイセイコーなどおもしろい種目がいっぱい。
思いきり体を動かしたから、みんなの顔はマッカッカー。
- 写真あり -
れんぞく優勝ですぞ
穆清剣道少年団
「こんにちわ市長さん、連続優勝ですよ」と、穆清(ぼくせい)剣道スポーツ少年団員が市長を訪問しました。
第8回県下少年剣道大会は、52チームが参加して静岡大学の体育館で争われました。
穆清チームは、6戦全勝のみごとな成績でまた、個人戦大将の部でも秋山英樹くんは準健勝でした。
- 写真あり -
こどものからだ 12
かぜに負けるな
だいぶ寒くなってきました。カゼをひいている子はいないかな。
「今年は大丈夫。だってインフルエンザの予防注射をしたんだもん」
でも、インフルエンザのワクチンは、カゼの予防にあまりききめはないんてす。
カゼをひきおこすビールスには、たくさんの種類がありますから、ほかのインフルエンザビールスにかかれば、予防注射をしてあってもききめはありません。
予防注射より大切なのはカゼのビールスが体の中に入ってきても、それに負けない丈夫な体にしておくことです。それには……
●うす着になれよう。
●太陽のしたで運動しよう
●なんでもよく食べよう。子どもは、風の子です。
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