【広報ふじ昭和51年】消費生活モニターがクリーニングの実態調査
シミ・汚れの落ちないものや仕上がりの不満など
富士市消費生活モニターが、市内のクリーニング実態調査とアンケート調査を行いました。この結果、3人に1人が“何らかの不満があった”とうったえており、この調査結果をもとに今後、業者との話し合いの中で改善していくことになりました。
■増える傾向の苦情相談
富士市消費生活相談窓口には、8月までの5か月間にクリーニング事故などによる7件の相談があり、このうち3件がクリーニング業者に対する苦情でした。また、県消費生活課にも37件中28件の苦情があるなど、繊維製品の多様化とともに今後もますますクリーニングによる苦情の増加が予想されております。
苦情内容の主なものは、洗濯物の紛失や縮み、変色などによるトラブルとなっています。
■モニター36人が実態調査
今回行った実態調査は、市消費生活モニター36人が、9月24日から10月2日までの間に夏物と冬物の特定品目各1点を選び、調査金額1人2,000円以内の範囲内で実態調査を行い、その結果を10月5日に持ちよって検討しました。
■“何らかの問題”が3人に1人
この実態調査の結果、調査に当ったモニター36人中、何らかの問題があったという人は全体の約3分の1に当る13人で、その内訳けは次のようになっています。
〔問題があったもの〕
・シミやよごれが落ちない 4人
・変色 1人
・ちぢむ 1人
・仕上がり不満 5人
・その他 2人
〔良心的なもの〕
・仕上りよし 5人
・不満なし 3人
・よごれ等の説明書などを添付サービスよし 4人
〔その他〕
・特に問題がない 10人
◇調査結果によるクリーニング料金(単位円)
- 図表あり -
◇アンケートによる調査結果
(1)あなたのお宅では、クリーニング店は…
決めている 32人(89パーセント)
決めていない 2人(5.5パーセント)
回答なし 2人(5.5パーセント)
(2)クリーニングに多く出す品物順位(一人3点づつ)
ズボン 22人(25.3パーセント)
ワイシャツ 17人(19.5パーセント)
背広 12人(13.8パーセント)
スカート 11人(12.6パーセント)
ワンピース 10人(11.5パーセント)
セーター 7人(8パーセント)
学生服 3人(3.5パーセント)
その他 5人(5.8パーセント)
(3)クリーニングに出す場合、品物を事前に点検しますか
点検する 35人(97.2パーセント)
回答なし 1人(2.8パーセント)
(4)クリーニングができた場合、品物をその場で点検しますか
点検する 25人(69.5パーセント)
点検しない 9人(25.0パーセント)
回答なし 2人(5.5パーセント)
(5)過去に、クリーニングでいやになったことがあったか
あった 24人(66.7パーセント)
なかった 11人(30.5パーセント)
その他 1人(2.8パーセント)
*あったと答えた人の内容
変色 6人(23.1パーセント)
破損や紛失 9人(34.6パーセント)
よごれ落しない 6人(23.1パーセント)
その他 5人(19.2パーセント)
計 26人
*あったと答えた人へ
問題を解決した 15人(62.5パーセント)
問題を解決しない 9人(37.5パーセント)
- 写真あり -
添付ファイル
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