須津小学校1年 ますだてつろう
- 写真あり -
ぼくのおかあさんは、くるまをうんてんしています。ときどき、「きょうはこどもがとびだしてきて、こわかったよ」と、はなしています。
だからぼくが、がっこうにいくときや、おつかいにいくとき、いつも、「くるまにきをつけてね」「とびだすんじゃあないよ」「右がわをあるくんだよ」と、なんかいもなんかいもうるさくいいます。
おにいちゃんがようちえんのとき、みちにとびだしてこうつうじこをおこし、かおじゅうきずだらけになって、おかあさんもおとうさんもしんぱいしたことを、おかあさんがはなしてくれました。
ぼくは、おにいちゃんのようにみちにとびださないように、おうだんほどうをわたるようにしています。
おみせやさんのすぐまえに、おうだんほどうがないとき、おうだんほどうのところまでいってわたっています。
がっこうでおしえてもらったように、手をあげて、右みて左みてもういちど右をみてわたっています。
ぼくが手をあげていても、とまってくれないくるまがあります。おとなのひとは、めんどくさいといってやたらにわたっていきます。ぼくのおかあさんも、ときどきぽくにちゅういされて、「ごめんねー」といってわたります。
テレビでこうつうじこのはなしがでると、おとうさんもおかあさんも、「こわいねー」「てっちゃん、きをつけてね。おにいちゃんだけでもうたくさん」とぼくにいいます。
ぼくのうちのげんかんのどあに、がっこうからもらってきた、こうつうあんぜん3つのちかいのかみがはってあります。あさがっこうへいくとき、ときどきよみます。
・どうろで あそびません
・どうろに とびだしません
・くるまのすぐまえやうしろはおうだんしません この3つのことを、ぼくは、しっかりまもります。
- 図表あり -
( 図表説明 ) こどもの交通事故(昭和46年から50年まで)
( 図表説明 ) 原因はトップが“とび出し”(昭和50年)