【広報ふじ昭和51年】防ごう災害を! 2
知っていますか?台風を…
前号では、気象の変化で台風の接近を知る方法や台風が近づいた場合の心がけなどについてお知らせしましたが、今回は、万一、台風に見舞われた場合の処置などについてお知らせします。
台風の通過中、外へ出るのは危険です
やむを得ず避難などで外へ出る場合は!
・体温を逃さない、動きやすい服装に着替えましょう。
*例えば 頭=ヘルメットか厚手の帽子。手=手袋。足=厚手の靴下、靴など。
台風が通過して、被害がでても落ち着いて…
被害が出てもあわてないで次のことに注意してください。
1.水はそのまま飲まないで!
・井戸水などの生水は、濁りを除き沸かして飲んでください。
・掃除などに水道の水を使うときはなるべくバケツなどに汲んで使用してください。水道を出しっぱなしにすると高いところで水が出なくなり迷惑します。
2.台所、食器類はこうして!
・食品類は水洗後、熱湯消毒をして使いましょう。
・台所、冷蔵庫、食器戸棚などは水洗後逆性石けん(200倍液)で消毒してください。
・冠水した食品は絶対食べないようにしましょう。
3.浸水した家屋の清浄はこうして!
・先ず風通しをよくし、家の周囲、床上、床下を水洗して消石灰をまいてください。
・クレゾールを3パーセント液にして、便所などに散布したり、ぞうきんなどでよく拭いてください。
・衣類はよく洗って日光消毒をしましょう。
・家屋の床上浸水を市が確認した場合、消毒薬を配布します。
4.ゴミ、し尿の処理は!
・清掃したあと、家の内外のゴミはまとめておき、市の指示に従って処理するようにしましょう。
*勝手に川などに捨てると不法投棄となるばかりでなく、災害の原因にもなります。
・冠水した便所は最寄りの衛生杜へすぐ連絡して汲みとってもらいましょう。
5.電気器具
・冠水したテレビ、洗たく機、冷蔵庫などの電気器具は水洗後よく乾燥させて漏電しないか検査をしてから使用してください。
・床上浸水した地域では、家屋の配線について漏電検査をしてから送電されます。検査をしないで送電されたときは、最寄りの電力会社へすぐに連絡をしてください。
・器具の取り扱い方や漏電の検査などは最寄りの電力会社、販売店へ相談してください。
6.ガス器具
・冠水した器具をそのまま使用するのは危険です。ごみなどの目詰まりや、黄色の炎になっていないか注意してください。
・ガス管やホースを点検し、ガス漏れに注意しましょう。
*ホースの外側に、洗剤を水で薄めて塗り、泡が立ったら交換してください。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 床上、床下はよく水洗いして
( 写真説明 ) ゴミは1か所にまとめて…
添付ファイル
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