【広報ふじ昭和51年】学園ひろば
ふるさと昔ばなし
沼川の川てんぐ
昔のこと、沼川すじでは、こいやふなやなまずなど川魚がおもしろいほど取れました。
ところがこの川には、おそろしい川てんぐが住んでいて、魚取りの人をおどかしては、せっかくのえものをうばい取ってばかりいました。
ある夏の晩、近くの村のとらさんは、ひとりで夜づりにでかけました。その晩はいつになくよくつれて、ビクはすぐにいっぱいになりました。
でも雨がふりだして、なんだか川てんぐでも出そうな晩です。そろそろ帰ろうかとしたくをしはじめたそのとき、「おい、魚をくれろ」という声がしました。
びっくりしてふりかえると、おそろしい川てんぐです。とらさんは、つりざおを投げだしビクをかかえていちもくさんに逃げだしました。
しばらく走るとむこうから、ほおかむりをした、となりの金さんがやってくるではありませんか。ほっとひと息ついたとらさんは「金さん、川てんぐが出たんだよお」「川てんぐ?こんな顔だったかい」金さんはほおかむりをとって、とらさんの顔をのぞきこみました。
その顔はなんと、おそろしい川てんぐです。とらさんは、そのまま気をうしなってしまいましたとさ。
さのさんちのおじいちゃん
吉原小学校6年 佐野尚史
ぼくのおじいちゃんは67才、ししゅうがとってもうまいんだ。
おじいちゃんがししゅうを覚えたのは、きょ年の7月、病気で片足を切断したときです。
長い病院生活でたいくつしたおじいちゃんは、入院している人にししゅうを教えてもらったそうです。
今ではトラやタカなど、むずかしいししゅうもできて、ほしい人にゆずってやっては、みんなから喜ばれています。
- 図表あり -
広見少年野球クラブ 静岡県大会に出場
まっ黒にひやけした、広見少年野球クラブのメンバー。
広見少年野球クラブは、市内にある少年野球10チームの代表として、第6回少年野球静岡県大会に出場しました。
1回戦は、あじろ少年野球クラブと対戦し15−4で勝ちましたが、2回戦でおしくもやぶれました。
- 写真あり -
こどものからだ 8
アカチンとヨーチン
きずにつけるくすりにはアカチンと∃ーチンがありますね。
みんなは、すりきずや切りきずに、どっちのくすりをつけますか。
アカチンはしみないけれど、ヨーチンはしみます。またヨーチンは、アカチンよりもばいきんをころす力が強いくすりですが、血がてているときには、そのききめがなくなります。
ですから、血がてているきずにはアカチン、血のでていないきずにはヨーチンをつけるのがいいでしょう。
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