【広報ふじ昭和51年】9月15日は敬老の日
いつまでもおたっしゃで…
9月15日は“敬老の日”
市では、社会福祉協議会と連合婦人会、町内会連合会が中心となり、70才以上のおとしよりを招いて市内18地区で、それぞれの趣向をこらした敬老会を開いたり、敬老金や記念品を贈って敬老の日をお祝いします。そこで、今回は元気にこの日を迎えるおじいちゃんやおばあちゃんに現在の楽しみなどを一言づつうかがってみました。
●藤田勲八さん (69才) <一色>
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いま、民生委員をやっていますが、元気な限りいつまでも人のためにつくしてやること−これがとしをとらない私の秘訣でしょうか。そして暇を見ては、先人が苦労して残してくれた旧跡や名所をたずねて旅行するのが何よりの楽しみです。
●田沢吾一さん (81才) <一色>
- 写真あり -
何よりの楽しみは毎日、社会福祉センターへ行って、おおぜいの仲間と一緒に話をしたり歌ったり、おどりを見たりすること、お金もかからないし、一人でも行かれますし。家を出て8,436歩あるいて社会福祉センターまで毎日いっています。健康にもいいですねえ。たまには植木の手入などもやっています。
●中村つやさん (69才) <昭和通り>
- 写真あり -
主人が身体が不自由なので、いたわりながら毎日嫁が作ってくれる弁当を持って社会福祉センターへ行くのが楽しみです。もう3年位毎日行っていますよ。舞台のマイクで好きな歌をうたったり、みんなと一緒に踊ったり楽しいですねえ。全然歌を知らなかった夫も今では、はなうたを口ずさんでいますよ。
●遠藤保さん (69才) <天間川坂>
- 写真あり -
毎朝テレビ体操を欠かさずやっています。交通事故で右足を痛め、片足で自転車のペダルを踏んで社会福祉センターへ行きます。将棋や五目並べが好きで、雨が降っても風が吹いても毎日行ってやっています。健康にも気分転換にもいいですねえ。99才まで絶対に長生きしますよ。
●遠藤武雄さん (74才) <片宿>
- 写真あり -
川をきれいにしておきたいですねえ。いま潤井川左岸水防団の副団長をしていますが、朝と夕方、自転車で毎日川を見回っています。健康にもいいですねえ。昼間は、社会福祉センターへ行ってみんなと世間話をするのが何よりの楽しみです。
●太田峯次郎さん (77才) <浅間本町>
- 写真あり -
みんなで話をしたり、植木の手入れをするのが大好き。何よりも嫁がやさしくしてくれるのがうれしいですねえ。弁当をつくってもらって社会福祉セソターへ行くのも楽しみの一つ。歩行者用の信号の青をもっと長くしてもらいたいですねえ。
●中村春子さん (63才) <長者町>
- 写真あり -
だいぶ前に主人を亡くしましたが、好きな民謡をやっているので、今では毎日楽しく過ごしていますよ。民謡会に入っておおぜいの人とうたっていると、年をとったのもわすれて楽しいですね。
●村松みつさん (75才) <前田新田>
- 写真あり -
丈夫で食べたいものを食べられるだけ幸せです。近所のおとしよりと一緒に世間話をしながら内職の袋はりをして、たまに温泉にでも行くのが一番の楽しみですね。老人は、バス代が半額になると助かりますが…。
市内のおとしより
・101才 甲田かめさん (市内今井54番地の1)
・100才 秋山ますさん (市内中島141番地) 神田こうさん (市内伝法2693番地の5)
・90才以上 102人(男24人、女78人)
・80才以上 1,552人(男532人、女1,020人)
・70才以上 7,041人(男2,931人、女4,110人)
・米寿の人 78人(男22人、女56人)
・金婚式の人 135組
添付ファイル
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