【広報ふじ昭和51年】学園ひろば
ふるさとの歴史 うきしま沼の開発 2
水とたたかう
浮島沼の歴史は、「水とのたたかいの歴史である」といっていいかもしれません。
浮島沼には、和田川、たじゅく川、滝川、あかぶち川、すど川、春山川など、たくさんの川が流れこんでいます。ところがこれらの川は、雨がふればたちまち沼を湖に変えてしまいます。
天文堀の完成で、大野新田や桧新田、田中新田の水はけはよくなりましたが、これより東の柏原や原は、いく日も水がひきません。
昔のお百姓さんは、自分の田畑をもたないみずのみ百姓や、20アールくらいしかもっていないこまえ百姓がほとんどです。20アールでは、おとな2人が食べていくのがやっとですが、それでさえ水害であてにはなりません。
原宿の増田平四郎さんは、お百姓さん達の田畑をもっとふやし、水害からも守るため、沼の水をするが湾へ出す放水路を作ることを計画しました。放水路は、明治2年の春やっと完成しましたが、その年の8月、台風と高潮のためつぶれてしまいました。
現在ある放水路は、昭和17年にできたものです。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 地図
- 写真あり -
( 写真説明 ) 現在ある放水路
こどものからだ 6
ねびえをふせごう
むし暑い夜がつづいていますが、こんなときにおこりやすいのが、ねびえです。
ねびえは、ねむっているあいだに、体が冷えておこります。
私達の脳は、体が熱をもったり冷えたりしないように、いつも働いています。
でも、ねむっているときは、その働きがにぶくなります。
はだかのおなかは、冷たさにとても弱いのです。
暑くても、はらまきをつけましょう。
ごてん庭の清掃作業
7月21日から、吉原第三中学校の林間学校がはじまった。
第1日目は、ごてん庭の清掃作業。昼ごろ、宝永山下のごてん庭に着きさっそく作業開始。リュックの中に用意してきた大きなビニール袋が、たちまちクズや空きカンでいっぱいになる。
美しい自然の中に、なぜこんなにゴミをすてるんだろう。
- 写真あり -
麦わらで作るんだよ
麦わらで、牛や馬、それからちょっとむずかしいけれど、人形もできるんだよ。
お父さんやお母さんに聞いてごらん。「こどものころ、水車やほたるかごも作ったっけ」なんていうよ、きっと……
- 写真あり -
添付ファイル
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