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【広報ふじ昭和51年】特集 社会を明るく…夏休みを楽しい想い出に!

 今年もこども達にとって楽しい夏休みがやってきました。1年のうちで一番長い夏休みは、ふだんの緊張から解放されて気候的にもとかく心がゆるみがちになります。この心のゆるみをねらってこども達のまわりには危険や誘惑がいっぱい待ち受けています。水の事故、山の事故、交通事故、青少年の非行化など数え上げれば切りがありません。これらの危険や誘惑を払いのけて、こども達に想い出に残る明るく楽しい夏を過ごさせてやりましょう。おとなの義務と責任において−。こうしたことを具体化するためにいま、いろいろな運動が展開されています。みなさんもぜひ積極的にご協力下さい。

環境に負けないたくましい青少年を育てましょう

 市と教育委員会、警察署の3者が提唱して関係機関と諸団体に呼びかけ、7月10日から9月10日まで行っているのが“夏に青少年を守り育てる運動”−5つの重点目標をかかげて家庭はもとより、学校でも職場でも地域社会の中でお互い同志が密接な連絡をとり合いながら青少年が明るく建設的な生活が送れるよう進めている運動です。明るい健全な家庭−親子の対話のある温床から悪の芽は伸びません。この機会に親と子の心のふれ合い、話し合いを習慣づけましょう。

◎重点目標
(1)家族の心がかよいあう明るい家庭づくりをすすめよう。
(2)健康の増進と体力の向上をはかろう。
(3)青少年の心身をむしばむシンナー類乱用等の非行や事故の早期発見と防止に真剣に取りくもう。
(4)青少年の地域活動を促進し、グループ団体の育成をはかろう。
(5)明るく住みよい町づくりを進めよう。

幸せは家族みんなの対話から

 こうした中で、青少年補導センターは、毎月第3日曜日の“家庭の日”の徹底に力を入れ、家族の対話による親と子の明るい家庭づくりと愛の一声運動の浸透に声を張り上げています。また、本年度は特に市内須津地区をモデル地区に定めて明るく健全な地域づくりと家庭づくりを推進しており、7月17日には地区を上げての盛大なデモンストレーションパレードが行われ、その意気込みをご披露しました。

暖かい心でつなぐ人と人
 社会を明るくする運動富士市実行委員会が、先月行った第26回社会を明るくする運動もその一つ。市民一人一人の責任において青少年の非行を防止し、これらの原因となるものをとり除くとともに非行に陥った者の更生に力を尽くし、明るい社会を実現しようという運動で、講演会や映画会が行われ、地域婦人会と更正保護婦人会によって「愛の手紙と紙人形」を収容者に贈る慰問も行われました。

みんなでかけよう愛の一声運動
・おはよう ・こんにちは ・こんばんは ・さようなら ・ありがとう
- 写真あり -
( 写真説明 ) 家族みんなの対話から明るい家庭が…
( 写真説明 ) 須津地区で行われたパレード
( 写真説明 ) 紙人形で収容者を慰問
添付ファイル
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