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【広報ふじ昭和51年】学園ひろば

ふるさと昔ばなし りゅうがん渕

 あくる朝、与兵衛さんは大急ぎで龍巌淵にでかけました。そして、大岩の上に立って「おぜんとおわんをかしてください」と、大声でさけびました。
 すると、水の中からおぜんやおわんがポカリ、ポカリと浮びあがってくるではありませんか。
 りっぱな結婚式は、めでたくおわりました。与兵衛さんは、おぜんとおわんの数をきちんと調べ、ていねいにもとの淵に返しました。
 与兵衛さんの話を聞いた村の人達は、集りごとのあるときは龍巌淵の主からかりるようになり、だれからともなく願いをたてる淵「立願淵」とも呼ぶようになりました。
 ところが、あるときのことです。となり村の名主さんが、この立願淵からおぜんとおわんをかりました。返すときに、いくら数えても一つたりませんでしたが「一つぐらいどうせわからないだろう」と、そのまま返してしまいました。
 すると淵の水は急に大きなうずを巻きもういくらお願いしても、なにもかしてくれなくなりました。

交通戦争もうごめん

 たのしい夏休みが、もうすぐやってきます。
 でも子どもの死亡事故は、毎年夏に多く発生しています。下の表を見てください。
 昭和50年の7月と8月には、46件の交通事故が発生し、2人もなくなっています。
 道路を渡るときも自転車に乗るときも、ひとりひとりが注意して夏の死亡事故をなくしましょう。
 わたし達の吉原小学校は4月から「交通事故ゼロの日100日」という目標をたてました。
 6月27日はその100日目。記念に100個のふうせんを、空高くとばしました。
 こんどは、200日に挑戦。全校生徒が、200日めざしてがんばります。
- 図表あり -
( 図表説明 ) こどもの交通事故 月べつ発生件数と死者
- 写真あり -
( 写真説明 ) 交通事故ゼロの日200日に挑戦!!

こどものからだ 4

へんとう肥大

 口をあけてのどのおくを見ると、カゼをひいたりしたときに赤くはれるへんとう(腺)があります。
 へんとうは、子どものときには大きく、大人になるにしたがってだんだん小さくなります。
 へんとう肥大の子どもはあんがい多いものです。
 学校の身体検査で、へんとう肥大といわれたことはありませんか。
 へんとうの大きさは、子どもによってちがいます。
 高い熱がでたり、痛みやはれなど炎症があるのに小さい子どももありますし、反対に炎症がなくても大きな子どもがあります。
 ですから、へんとう肥大を病気の名前と考えずに、その年代からみて大きすぎるくらいに思えばいいでしょう。
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