【広報ふじ昭和51年】公民館は大人の学校……その数は県下一
市内で14番目の神戸公民館が5月8日に開館しました。
この数は、県下21市の中で第1位を占めており、この14の公民館を運営管理するため43人の職員が毎日働いています。また、昭和50年度は、12の公民館で約9,000回、延31万6,983人の方が利用しており、20万市民が老人から赤ちゃんまで含めてこの1年間に1回半利用したことになり、地域における公民館の存在が見直されてきています。
公民館は建物の名前ではありません
それでは、公民館というところは一体、どんな機能と役割りを果すところでしょうか。
まず、第1に大人のための学校と考えてよいでしょう。文化が進み、文明の時代に生きる人に要求される生涯教育が、ここで行われます。
次に、地域住民のための社会教育施設でもあり、よい意味でのむかしの井戸端会議も行われ、その地域に共通した家庭や職場、社会の諸問題について学習し、解決するための活動も行われます。また、市の行政について話し合ったりする交流の場でもあり、要は良い市民づくりによって明るい家庭、住みよい地域づくりをするための施設です。
公民館はどんな事業をするのでしょうか
=もっと利用しましょう=
公民館のきめられた事業は、6つあります。
(1)青年学級や定期講座を行うこと
(2)討論会や講習会、展示会等を開くこと
(3)体育やレクリェーション等の会を開くこと
(4)図書や資料を備えて、それを利用すること
(5)団体や機関の連絡をとること
(6)住民が集まる場として利用し、公共の利用に供すること
したがって、どこの公民館にも図書室や料理室、談話室、各種会議室などがつくられていて使用料はすべて無料、みんなで使うみんなの施設を立前に設営もあと片付けもすべてセルフサービスとなっています。また、使用者の便宜を考えて日曜日も開館し、毎週月曜日に振替え休館していますので、おおいに活用してください。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 14番目に会館した神戸公民館
( 写真説明 ) 公民館では料理教室なども…富士公民館で
果樹調査にご協力ください
昭和51年果樹基本統計調査が7月1日現在で全国一斉に行われます。この調査は、果実生産の安定した計画的な拡大と併せて果樹経営の改善を図るための資料となるもので、富士市でも果樹栽培農家へ近く調査員がお伺いしますのでご協力ください。
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