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【広報ふじ昭和51年】学園ひろば

ふるさとの歴史

助郷に苦しんだお百姓さん

 下にい〜下にい〜と参勤交替(さんきんこうたい)の大名行列が通ります。馬にのったおともの武士、殿様のりっぱなおかご、美しいこしもと達、はなやかな行列の一番最後には荷物をいっぱいのせた馬や人足が続きます。
 馬や荷物はこびの人は、近くの村のお百姓さんです。いつもは農業をしていますが、大名行列などたくさんの通行があるときは臨時に手伝いにでます。これが助郷(すけごう)制度です。
 参勤交替は、4月と6月のちょうど田植えのころです。お百姓さんにとってはネコの手もかりたいときですが、どんなにいそがしくても割りあての馬や人は助郷にでなければなりません。しかも、手間賃はほんの少しです。
 助郷にでるときは家の仕事を休み、吉原宿やかんばら宿で行列の着くのをまちます。行列の着くのが何時間もおくれたり、日がくれてもまだ沼津や三島の宿まで行こうとする行列もあって、仕事がおわって家につくともう次の日の朝になってしまいます。
 農作業はちっともはかどらないし、ただ働きと同じ助郷。お百姓さん達の不平や不満が、だんだん大きなもめごとになってしまうこともなんどかありました。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 地図

野鳥を呼んでみよう

 丸火自然公園や浮島沼、愛鷹山は野鳥の宝庫。野山を歩くとジジュウカラ、ウグイス、ホトトギスが鳴いています。
 みんなの家の庭にも、野鳥を呼んでみませんか。野鳥は安心して止まれる木があれば、どんなところにもやってきます。野鳥を呼ぶには、まず地面から1.5メートルくらいの柱を立て、エサ台を作ります。エサ台がないとネコにおそわれやすく、野鳥が安心してエサを食べられません。エサ台ができたら、いつもトウモロコシやピーナッツをのせておきます。また野鳥は甘いものも好きですから、砂糖水やジュースもおきましょう。
 一番はじめに飛んでくるのはスズメ。スズメがくると、ほかの野鳥もまもなくやってきます。どんな鳥が飛んでくるか観察してみましょう。
- 写真あり -
( 写真説明 ) シジュウカラ

こどものからだ 1

虫歯はなぜふえる
 6月4日は、虫歯予防デー。みんなは、虫歯はないかな……
 甘いおかしや飲みもので、こどものやわらかい歯はどんどん虫歯になってしまいます。
 満3才のこどもでも、一人あたり平均6本も虫歯があるそうです。
 歯は、生まれて6か月ころからはえはじめ、2才までに20本、大人の歯は全部で32本です。
 虫歯ができると歯の根や神経がくさっていたみだします。歯がいたいとやわらかいものばかり食べたくなりますから、栄養がかたよって病気にかかりやすくなります。
 よく「こどもの歯は、はえかわるから…」と、虫歯をかんたんに考えているお母さんもありますが、虫歯は永久歯の歯ならびをわるくします。虫歯の予防に、食べたらすぐ歯をみがく習慣をつけましょう。
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