卸売市場の大型化、総合化公設化について説明してください。
答
静岡県は、昭和47年に「県卸売市場整備計画」を策定しました。この整備計画は、卸売市場法並びに卸売市場の整備基本方針に基づいて、将来の流通事情に対応するため卸売市場の適正な配置の方針、近代的な卸売市場の立地、配置などに関する指標などを内容としたものです。「富士市公設地方卸売市場」は、この整備計画に基づくもので、公設地方卸売市場としては県下第1号の市場です。
整備計画で市場整備の基本的方向として、市場の大型化や総合化、公設化が3本の柱となっています。大型化とは文字通り市場の規模を大型化することであり、総合化とは青果、水産、その他食品など複数の部類を同一の市場で取扱うことです。さらに地方公共団体が市場の施設を建設し、民営の業者によって営業されることを公設化といっています。
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