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【広報ふじ昭和51年】みんなの力で交通事故

富士第1地区で交通安全市民大会

 みんなの力で交通事故をなくそうと、富士第1地区では、「第1回交通安全市民大会」を2月11日、富士第一小学校で開きました。子供会や町内会、婦人会など1,000人が参加し、小学生の意見発表、大会宣言などを行いました。そのあと県警のブラスバンドを先頭に横断幕やプラカードを持って、富士本町通りを全員でパレードし、市民に交通安全を呼びかけました。
 なお、大会宣言は、我が家から事故をなくそうを合言葉に、次のことを訴えました。

●私達ドライバーは常に交通ルールを守り、弱者の安全を確保します。
●私達歩行者は、道路へのとび出し、おしゃべりわるふざけに、注意します。
●私達は家族そろって、交通安全の話合をし、事故防止に努力します。

正しい交通規則を身につけ下級生の模範に

富士第一小6年 山本亜津子
- 写真あり -

 富士市では、交通事故が毎年少しずつへっていますが、まだ1日に6件もの事故が起きています。統計を見ると、登校の際の事故は少なく、午後2時から6時ごろ、つまり下校時や遊びにでた時に多いということです。
 友だちどうしでおしゃべりをしながら歩いていると、話しにつられて道路を広がって歩いてしまったり、歩行者用の信号がついたり消えたりしているのに、まだ間に合うと急いで渡ったりしてハラハラすることがあります。
 子供の事故で一番多いのは飛び出しです。学校のろうかでぶつかると大きなこぶができるくらいですみます。だけど道路で飛び出し、自動車としょうとつしたらどんなに大変な事になるか、みなさんにも想像がつくでしょう。
 交通戦争ともいわれるこの世の中自動車を運転する人達だけが交通ルールを守っても、歩行者のわたし達も守らなければだめなのです。ひとりひとりが常に注意するという気持をもって歩くようにしなければ、いつまでたっても交通事故はゼロにならないと思います。
 わたし達は6年のはじめに交通安全リーダーとなりました。新しいワッペンを胸につけたとき、このワッペンにはずかしくない様な最上級生として、交通規制を身につけ、下級生みんなの安全を守るためにがんばろうと心にちかいました。6年生として残された1か月余りをみんなで力を合わせ、安全を守り、次のリーダーにバトンを渡すまでがんばります。

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