池上高子(41才・中里)
消費生活モニターになって日常生活で変わったことはありませんか
毎月の価格調査、業者との話し合いなどで商品の流通機構や値段の動きを勉強することができ、大変役立っています。目が肥えたといいますか−−どこの商店に行っても値段が気になるほど、日常生活に密着していますね。
上手な買い物の秘けつは
自分に必要な物だけ買うのが一番のポイントですね。見た目にとらわれずに、質を見ることです。それと表示を見る。例えば、密閉食品だと量目、添加物、製造年月日など大事なことですね。買ったあとで苦情を言うより、自分で納得のいく物を買うことです。
モニターを多くの人に経験してほしいと思いますがいかがですか
そうですね、私も3年間経験したわけですが、つきることはありません。経済の変動がありますし、おってもおってもきりがないのが消費生活だと思います。ひとりでも多くの人に経験してほしいと思います。
消費者として、商店やメーカーに言いたいことはありませんか
商店も消費者が買って喜べるような物を置いてほしいですね。その店の信用問題だと思います。商店にもよりけりですが、どうしても小売店よりスーパーの方が安いですね。最近小売店も消費者を意識し、神経を使ってくれる店が多くなりましたがたえず工夫、勉強しても安い品物を提供してほしいですね。それに、これから消費者運動連絡会が小売店と学用品の価格協力を結ぶようになると思いますが、商店も私達消費者から声がなくても、時期、時期に必要な物を安く売ってほしいですね。
次回もモニターをやっていただけますか
消費生活を考えることは時代にマッチした消費者活動と思います。私もモニターになってほんとによかったですし、できればこれからも続けたいですね。
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( 写真説明 ) 消費者運動連絡会で学用品の試買調査結果を発表する池上さん