【広報ふじ昭和51年】非行化防止と交通安全に取り組む原田地区
年末年始の交通事故防止、青少年非行化防止を地域ぐるみで進めていこうと、原田地区でさきごろ総決起大会を開きました。健全な青少年育成は家庭から、交通事故防止も家庭からを合言葉に、全区民が一丸となって運動を進めています。なお、大会で、優秀作文を発表しましたが、そのなかから、原田小2年くぼたちひろ君の「交通あん全」を紹介します。
交通あん全
原田小2の3 くぼたちひろ
- 写真あり -
この間、先生が「12月11日から、1月10日まで、1か月も交通あん全しゅうかんがあるよ。」といいました。
「ひと月もやるなんて長いね」とだれかがいうと、先生は、「年のくれだから、いそがしいでしょ。それに、お正月は、気のゆるむ人が多いから、じこをおこさないようにつくったのよ。」といいました。
そして、先生が、「おうちの人が交通事故にあったことのある人」ときいたら、8人もの人が手をあげました。その中には、おとうさんがしんでしまったので、おじいさんやおばあさんにそだててもらっている人もいます。おとうさんが東めいで事故をおこして、半年くらいも入いんしていたといった人もいます。2年生でも、なつ休みにこうつうじこにあった子がいましたが、2学期がおわるのに、まだ、みんなといっしょに体そうもできないでいます。
交通あん全というと、ほくは、自分がじ故にあいそうになったことを思いだします。
1学期のことです。ほくが、学校から帰ってから、おかしをかいにいった時のことです。ぼくは、おかしを早く食べたいので走っていきました。まがりかどに来た時、店やがみえたのでうっかりそのまま走って道をよこぎってしまいました。上からきたオートバイが、ぼくの左手をかすめてヒュッと通ったので、ぼくはものすごくびっくりしました。あんまりびっくりしたので、まっ青になってしまいました。足はうごかず、へんなかっこうのまま立っていました。はっと気がついたら、大ぜいの人がぼくの方を見て「あぶない子だわ。あれは、子どもがわるいね」といっていました。
あの時、もし、ぼくがじ故にあっていたらと思うと、今でも、体がふるえてきます。それからは、おかしを買いに行くときは、道へ、とび出さないように気をつけています。
きのう、テレビで、「しずおかけんの交通じこは、ふえていて、国道より町の中のほそい道の方が多い」といいました。原田の道は、さかやほそい道が多いから、気をつけなければならないと思いました。
学校でも、ろうかやかいだんに、ひょうごがはってあります。「ゆっくりあるこう」とか「とび出すな、こうつうじこは、ろうかにもある」なんてかいてあります。
ぼくらも、交通あん全に十分気をつけますから、車をうんてんする人も、ゆっくり走ってください。
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