青少年が非行に走る原因として最も多いのは家庭環境といえます。親の生活態度、放任、無理解、教育熱心なあまりむりな要求をしたり、限度を越えた厳格なしつけなど、子供のためにと思ってやることも原因になっています。
非行の芽は小さなうちに摘み取ってしまうことが大切ですが、それよりも非行に走らせない家庭環境、社会環境を築くことといえます。
年末年始は1年の反省と新しい年への展望として大切な時期でもあり丁度よい機会ですね。青少年がすこやかに社会連帯の意識を高めながら生活していくように、家庭はもとより学校、職場、地域ぐるみで青少年の健全育成を進めてください。
なお、年末年始に青少年を守り、育てる運動を12月10日から1月20日まで行います。運動の重点目標は次の5点ですから目標をよく考え指導を行ってください。
1.明るい家庭づくりをすすめよう
2.青少年の健康の増進と体力づくりをすすめよう
3.青少年を事故や非行から守ろう
4.青少年のグループ団体の育成をはかろう
5.明るく住みよい町づくりをしよう