昭和50年国勢調査を10月1日に行いましたが、このほど富士市の集計結果(概数)がまとまりました。調査にあたり、調査員をはじめ市民皆さんの協力ありがとうございました。
集計によると富士市の総人口は199,205人、男99,924人、女99,281人、世帯数は51,563世帯でした。前回の昭和45年調査に比べると、人口は18,566人、世帯で7,774世帯増加しました。1世帯当たりの平均人員は前回の4.1人から3.9人と低下し、ますます核家族化が進んでいます。
◇10月1日現在の住民登録人口
総人口 201,422人
男 101,549人 女99,873人
世帯数56,114世帯
なお、住民登録人口は今年の2月20万を突破していますから、国調の集計結果は下回っています。
これは住民登録をしてあっても、学生や病人、仕事の関係などで3か月以上他市他県に行っている場合、現地で調査を行うので、くい違いが出てきます。世帯数は、住民登録の場合単身者を1人1世帯としていますが、国調では単身者のうち寮に入っている人は、1棟を1世帯としたため大幅に下回りました。
このほか、富士市の特色が出たものとして、男女別の人口比率があげられます。というのは、日本の人口形態を見ると女性が男性を上回っているのに、富士市の場合は逆で、男が643人多くなっています。この原因は、富士市が工業都市として発展し、男子を必要とする業種が多いためかと思われます。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 地区別の人口と世帯数
( 図表説明 ) 国勢調査による世帯と人口の推移